建設業の経営事項審査項目である財務諸表の経営状況分析(Y点)の算定機関です。
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経営事項審査の審査基準見直しへ
投稿日時: 2019.09.19

国土交通省では、経営事項審査の審査基準を見直すこととなりました。
 建設業キャリアアップシステムの普及・定着のため、当システムを活用する審査基準に改め、また、改正建設業法の新設規定である「建設業従事者に対する知識・技術・技能向上の努力義務」に対応し、従業員の取り組みを促進する企業を評価します。建設業経理の項目も見直し、講習受講など能力研さんに努めている者を評価するよう改めます。 
 同省は、令和1年9月13日に開いた中央建設業審議会の総会で改正案を示し、内容を審議しました。

 今回 主な改正対象となるのは、技術力評価(Z点)の審査項目「技術職員数(Z1)」、社会性等(W点)の審査項目「建設業経理の状況(W5)」です。新設項目は、社会性等(W点)に、審査項目「知識および技術または技能の向上に関する取組の状況(W10)」が新たに追加されます。以下、現行制度と改正案の比較です。

 峙蚕竸Π数(Z1)」
【現行制度】
登録基幹技能者に、1人あたり3点付与。2級資格者に、1人あたり2点付与。
【改正案】
建設キャリアアップシステムの4段階の建設技能者の評価制度を活用。
能力評価「レベル4」の技能者を、登録基幹技能者と同等に3点付与。
能力評価「レベル3」の技能者を、2級資格者と同等に2点付与。
2020年4月から施行。

◆峽設業経理の状況(W5)」
【現行制度】
公認会計士、会計士補、税理士、建設業経理士等(以下『公認会計士等』)の「資格保有者」に、人数に応じた点数を付与。
【改正案】
講習などを受講して登録している公認会計士等の「登録者数」を評価要件にする。
2021年4月から施行。

「知識および技術または技能の向上に関する取組の状況(W10)」
新設項目。技術者・技能者の能力向上を後押しする企業に加点。
 技術者については、CPD(継続能力開発)の取得状況を評価。所属する技術者が1年間で取得したCPD単位総数を、所属技術者の総数で除した数値に応じて、5段階で配点。
 技能者については、基準日基準日前3年間において能力評価基準でレベルアップした技能者の数を、所属技能者の総数で除した割合に応じて、3段階で配点する。レベル4技能者は所属技能者の総数からは除く。
 最大で10点を上限。技術者・技能者の比率に応じて、それぞれの取組状況を合算して算定。2021年4月から施行。